ロールボックスパレットによる災害防止対策【安全靴・作業靴編】
2016年02月10日
陸上貨物業・卸・小売業等で多数使用されているロールボックスパレット(カゴ車)の労働災害の増加をうけ、平成27年8月に災害減少目的に労働安全衛生総合研究所より「ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル」が示されました。
マニュアルに紹介されているルールと共に、適した安全靴・作業靴をご案内します。
労働安全衛生総合研究所が労働災害を分析したところ、ロールボックスパレットが起因となる労働災害が一番多い業種は下記のグラフのように「運輸交通業」が半数以上を締め、次いで「卸・小売業」となっております。
また、ロールボックスパレットに起因する労働災害では「ロールボックスパレットの下敷きや転倒・転落」、次いで「下肢の激突・はさまれ」が多くなっています。(下記グラフ参照)
※出典:独立行政法人労働安全衛生総合研究所『ロールボックスパレット起因災害防止に関する手引き』より
ロールボックスパレット使用時の労働災害防止の詳細は、厚生労働省及び独立行政法人労働安全衛生総合研究所作成のマニュアルをご覧ください。
⇒【PDF】ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル [2,360KB]
マニュアルではつま先を保護する先芯を搭載し、更に耐滑性のある安全靴やプロテクティブスニーカー(JSAA認定の先芯入り作業靴)を使用し、長靴を使用する場合も同じように先芯及び耐滑性がある靴を推奨しています。さらに重いロールボックパレットの取扱いで接触する恐れがある場合には、すね部や足首部のプロテクターの着用を推奨しています。
マニュアルが推奨する特長を備えた安全靴・作業靴をご案内します。