『荷役作業の安全対策ガイドライン』と安全靴の着用について
2014年03月04日
「陸上貨物運送事業(以下、陸運業)」は、“労働災害の減少傾向が見られない業種”として、厚生労働省が定めた「第12次労働災害防止計画」において、重点業種のひとつとなっています。
特に陸運業の労働災害の内7割を占める『荷役作業時』の災害は、毎年1万人近く発生し続けています。
これを受けて策定されたのが「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」です。
陸運業の災害としてイメージしやすい交通労働災害(交通事故)は災害全体の約8%に過ぎません。
一方、荷役作業時の労働災害は、約70%を占めます。加えて、徐々に減少傾向の見られる交通労働災害と異なり、平成6年以降1万人程度罹災者が推移し、改善の兆しが見られません。
上記は陸運業で発生した労働災害の型別のグラフです。
労働災害の型によっては適した靴を履く事により予防する事ができます。