小指も守る[プロテクトウズ5]先芯搭載の安全靴・作業靴
通常、小指部に先芯がないため、台車が小指部に当たると、靴に乗上げ小指を損傷します(図A)。プロテクトウズ5先芯は、小指のサイドにウイングを設けているため、台車が足の上に乗上げにくくなっています(図B)。
また、プロテクトウズ5の形状は屈曲性も損ないません。先芯形状を図Cの様にすると小指を保護できますが、屈曲時に足の甲に先芯後端部が接触してしまいます。プロテクトウズ5先芯は屈曲もスムーズに行うことが可能です(図D)。
①衝突により発生した運動エネルギーの一部は先芯に吸収され、大部分は車輪が上部に動こうとする回転エネルギーと衝突の反発エネルギーに変化します。
②この回転エネルギーは衝突点を支点として遠心力を生み、衝突点を支点とした上向きの力が生じます。
③その上向きの力と衝突による反発力の合成力が車輪の下方向に掛かる「重力」を上回らなければ、車輪はウイング部に乗り上げません。
このような衝突によるエネルギーの方向をウイング部によってコントロールする事で足の小指部を保護する事が出来るのです。